2日の夜とカンファレンス3日目

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astrogy

2日目の夜は、テレビでも見ながらゆっくりしようと思ったのですが、ジャズバンドのパーティーがあるということで、会場に向かいました。するともう人だらけ。途中で日本に住んでいたカナダの占星術家にあったり、ハンガリー出身の占星術家と話したり、いろいろ交流がございました。その中でも、台湾の占星術家で、ベンジャミン・ダイクスの本を翻訳をした方と出会いまして、台湾での伝統占星術の状況や、その他色々と、風水とか奇門遁甲の話までしてしまいました。

そうこうしているうちにもう深夜。

部屋に焦って戻って就寝しました。

夜があけて、カンファレンス3日目。

1限目はトルコのオナー・ドサーによるオスマン朝の占星術師の著述についての解説。

内容としてはマンデーンですが、アラビア語、ペルシア語、トルコ語で書かれていて非常に難しいとのこと。現在オナーさんはこれを現代語に訳してるようです。

2限目はベンジャミン・ダイクスによる伝統的社会占星術へのイントロダクション。

牡羊座のイングレスチャートから始まり、大会合、食、マンデーンプロフェクションと、内容てんこ盛りでした。

講座の後お昼休みでしたが、ランチは久しぶりにコンビニで買ったお寿司。

久しぶりのお米と醤油の味。

日本人はやっぱりこの味が好きですね。

3限目はデメトラ・ジョージによる善と悪のダイモン。

ダイモンの話から始まり、11ハウスと12ハウスの意味がヘレニズム期からアラビア、中世期、現代へとどう変化してきたか。

またヴァレンス、レトリウス、フィリミカス、アブアリ、ウマルなどの記述を大量に紹介してくれました。実例はトランプ大統領を扱いましたが、その判断となる根拠を全て古典からどう書かれているかというのを列挙してくれてまして、ちょっと凄まじさを感じましたね。

4限目はクリス・ブレナンによるハウス分割の起源について。

近年ハウス分割についてやっと分かってきたことを解説。これは非常に扱いが難しい部分。ある意味わかってない部分も多く、はっきりと明確に答えるのが難しいところです。それを講義にしてくれるのはありがたいところ。

ハウス分割の返還を、メソポタミアとエジプトから始まり、ヘレニズム期、そしてその終わりまで。

トレミー、ヴァレンスは基本ホールサインだが、トピックによってトレミーはイコール、ヴァレンスはクオドラントを使っていたというお話も。

つまり使い分けていたということです。1つにこだわっていないということ。こういった姿勢は1部の現在の伝統派の人々が行っている事ですね。

今日は交流が非常に多い1日でした。オナーさんやクリス・ブレナンさんと挨拶ができて楽しい1日でしたね。

夕食は、最近バーガーやサンドイッチばかりなので、久しぶりにきちんと食べようと思いまして、バーベキューの有名店に。

大きいのですがハーフサイズ。でもリブなので、ほとんど骨ですが。  

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