落語の易者

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太極
近年落語家の名人が亡くなられているので、CD全集やDVD全集が立て続けに発売されています。

おっと最近思ったのが、昭和の名人だった六代目三遊亭圓生師匠の「人形町末広 圓生独演会」。

演目をみると、昔アポロンからカセットテープで出ていたものがいくつか。

そのなかに「ちきり伊勢屋」という演目があります。

これはテープで所有していますが、CDになるとはうれしいですね。

「圓生百席」はスタジオ録音ですがこれはライブ音源。

さてこの「ちきり伊勢屋」

白井左近という易者が出てきます・

質屋の若旦那が易者から死相がでていると言われ、来年の二月十五日の正九刻に死ぬと言われる。

そこから若旦那は財産をすべて多くの貧しい人を助けるのに使います。

首を吊ろうとした親子にもお金を与えたりします。

そして死ぬと言われた日になっても結局死なない。

全財産を使い切ったのに死なないので、結局あてもなくさまよいますと、その易者に出会います。

死ななかったじゃないかと文句をいうと、
「首をくくろうとした親子を助けたから悪行が解けた。80まで生きる」
と言われる。

さらに「品川に行くと幸服があるからいきなさい」
といわれ、品川に若旦那が行くと・・・

というお話。

占いを勉強してからこの落語を聴くと、結構ディテールが細かいと思いますね。

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