クリスチャン・アストロロジーの巻末の参考文献ですが、著作、作者の表記は基本ラテン語。
英国人のみ英語。
ただ英語はものすごく少ないですね。
ほぼラテン語です。
ドイツ人であってもイタリア人であっても、アラビア人であってもです。
例えばラテン語で
ボナトゥス Bonatusはグイド・ボナッティですし、
アルキンドゥス Alkindusはアル‐キンディ。
メッサハラ Messahalaはマーシャーアッラー・イブン・アタリー。
すべてラテン語での表記です。
そういえば、本文で
ピクス Picus
とあり、誰なんだと思ったら
ヨハネス・ピクス・ミランドゥラヌス Johannes Picus Mirandulanus。
いわゆるジョヴァンニ・ピーコ・デッラ・ミランドラ Giovanni Pico della Mirandolaのラテン語表記で、
ピーコのほうは有名ですが、ピクスと出てくるとわかりずらいものですね。
なので、母国語のローマ字表記とラテン語の表記、あと、トレミーのように別の英語の表記と、
多いと三種ほど人の違った表記があります。
でもラテン語の場合、本によって作者の表記が若干違ったりもして、調べるのがなかなか手間取りましたね。
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