カンファレンス総括

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astrogy

帰国してやっと最近落ち着きました。これからカンファレンスの復習やまとめをしないといけないんですけれども、分量が多い分なかなか大変そう。

カンファレンスを振り返ってみると、伝統派に関して言うなら、やはりそれなりに人気があるなーと思いました。
それから、講師であるスピーカーの方々の年齢層が非常に若い。ケプラーカレッジを卒業した方々が講師をしていたりします。また参加されている受講生の年齢層も若い人が多い。
世代交代してきているとは聞いていましたが本当ですね。
スピーカーについて言うなら、80年代90年代の伝統派の教師から学んだ生徒たちがここ最近頭角を現しているような感じです。年齢で言うならば40代、30代。80年代90年代の伝統派の教師を第一世代とするならば、第二世代、第三世代が活躍しだしている状態です。とは言えもちろん、ハンドやレーマンも健在だし圧倒的な人気があります。
またスピーカーの方も受講生として他のスピーカーの講義に参加して伝統的な知識を得ようとしていました。若い講師たち同士が交流し、知識をシェアしあってます。
というのも、ここ10年20年で伝統的な占星術の研究は進んでいっていて、再発見であったり、よくわからなかったものがわかりだしたという状況があります。それをシェアし合っています。とにかく非常に熱心なように感じました。
ただそういったものがあまり日本には入ってきていないのが現状です。
さて、カンファレンス中は伝統派の講義ばかり受講していましたが、授業はどれもこれも非常に整理されていたし、わかりやすいものでした。また古典からの引用をきっちり出していて、根拠を明確にしていました。特にデメトラ・ジョージさんの講義はちょっと真似できないようなレベルでした。あのまとめ方はちょっとやろうと思ってもなかなかできないでしょう。
古典の引用で1番多かったのは、ヴァレンスですした。ダントツに多い。
あとハウスシステムに関して言うとほぼ全員が基本ホールサインシステムです。ただアルカビティウスを使っている方もいましたがホールサインを併用していて、ホールサインがメインでアルカビティウスを補足的に使っていました。
カンファレンスを参加してみると、正直もっともっと導入しなければいけないことって多いんじゃないかなとすごく実感しました。
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    2020 11.10

    占事四傑

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