先日ベンジャミン・ダイクスの伝統占星術ワークショップを無事終了いたしました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
大充実の内容で、情報量がかなりあったと思います。
世界トップレベルの伝統占星術研究家の講義は素晴らしかったですね。
去年もそうでしたが、今年も多くの方が興奮していて、講座終了後も興奮冷めやらぬままtwitterに感想を述べていただいたり、アンケートを返信して頂きました。
マンデーン占星術のワークショップではトレミー、ペルシャ、アラビアの技法を解説してくれましたが、
まだ世に出していないサハルの技法まで披露してくれました。
初めて触れるような技法が多くありましたが、
ベンはマンデーン占星術の講座で開口一番「ヨーロッパの中世の占星術師でさえアラビアのマンデーン占星術の技法を全て知っていたわけではありません。今日は翻訳したラテン、アラビア、ギリシャの内容を扱います。なので我々はマンデーン占星術を本当に理解できる始まりにいるのです。」
つまりこれは始まりでしかなく、まだまだ多くの考えがあるということです。
ベンのマンデーン占星術の書籍は現在2冊でています。いずれも500ページを超える大著ですが、数年以内にあと2冊発売されるようです。
既刊の本には多くのことが掲載されていますが、今回受講された方は幹も枝も書かれた本から、幹の部分は見つけやすくなると思います。
今回のこの講座は記念碑的な講座になるかもしれないと思えました。
私はこれまでいくつも欧米のカンファレンスに行きましたが、「これは貴重な講座になる」と講座を受ける前から何となく感じる時があり、多くはそうでした。
今回も講座前からそんな気がしてなりませんでしたが、ベンの講義を聞いているうちにそれを実感しました。
今回この講座から、占星術の深遠さを感じましたし、勉強すればするほど、研究しないといけないことがでてきます。
勉強すればするほど謙虚にならざるをえません。
ご参加いただいた皆様、通訳のいけださん、スタッフの方、講座をしていただいたベン。
皆さまありがとうございました。
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