ついにカンファレンス最終日となってしまいました。
とはいえ、明日はポストカンファレンスがあるんですけどね。
1限目はドンナ・ウッドベルによるルナーマンション。
中国の二十八宿、インドのナクシャトラから始まり、アラビアのマンジルの話に。
マンジルの28全ての性質を解説してくれました。
講義中には珍しく色々な質問が飛び交いました。
というのも受講者のバックグラウンドがそれぞれ違うので、インド占星術を学習したことのある受講者は、インドのナクシャトラから、また中国の受講生は中国の二十八宿から、色々と質問が出始めるという珍しい事態に。
2限目はチェコのズデネーク・ボフスラブによる西欧伝統占星術の精華。
フランスのモランについての分かりやすいイントロダクション。
モランが捨てたもの、伝統と異なるところ、基本的な解釈法を解説。
伝統派でも一定数モランに基づく方々がいますね。
このuacでもあと1人2人はいたでしょうか。
内容はイントロダクションとして非常に良いものでした。
これにて最終講義になったんですが、最終日になると受講生が急にぐんといなくなっています。
色々な都合で早めに帰っているようです。
そして閉会式。
始まりは前回から今回のuacまでに亡くなられた方の弔いから。亡き占星術家の写真が映し出されます。
ホールデン、ジョナサン・ケイナー、デイブ、、、。ジャン・スピラーさんも亡くなっていたんですね。ちょっと驚きました。
その後は各代表のスピーチ。
感動的なフィナーレでした。
今回出会った人たちはみんな優しくて親切な人たちばかりで。
次回のuacもまた4年か6年後に開催されると思いますが、また皆さんに会いたいと思いましたね。
皆さん占星術が大好きで、同志ですから。
会えばずっと占星術の話やそれに関連する話をしている。世界中から国境や文化の垣根を越えて交流している。英語がネイティブでない人も一生懸命に英語で喋ってます。
こういったカンファレンスは、占星術をさまざまな視点や分野から勉強するということが目的なのですが、こういう人たちに会いたいということも参加する目的になるのかもしれませんね。
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