久しぶりのブログになります。
最近忙しいのと、体調があまりよろしくなく、
気が付くともう2月の下旬。
はやいですね。
さて、時間の合間に、山道帰一さんの著作
『玄空飛星派風水大全』
を拝読いたしました。
630ページもある大著でして、
内容も高度。
内容やレベルから言っても、これ以上の玄空飛星派風水の本は今後、数十年はでないかもしれないと思うほどの素晴らしい著書でした。
根拠となる古典をきっちり挙げてくれていますし、実際の鑑定例も豊富にあげてくれています。
最近は、心理学からひっぱってきたり、それ何が根拠なの?
というような妙な風水本が多いなか、
この本は、学術的でしっかりしています。
台湾の本をよく読みますが、
大抵古典ベタはりだったり、
具体的な例がなかったりする場合も多いのですが、
この著書は、そういった偏りももないですね。
しかもここまで出してくれるんだというくらいに知識を公開してくれています。
全編おもしろいのですが、
特に日紫白と玄空飛星派の源流がおもしろい。
ここまで、古典の典拠をきっちり出してくれている書もないですね。
ここ十年で、台湾、香港で、今まで出てこなかった古典が多く掘り出されて、出版されていますが、
それが反映されています。
プロや研究者はぜひ持っておきたい一冊ですね。
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