シカゴから帰って来てからやっと最近いつものペースに戻ってきました。
シカゴに行っている間に山道さんの「完全定本人相学大全[麻衣版]」が発売されていたようで、
帰国してから拝読いたしました。
そもそも古典というのはタイトルが同じでもバージョンがいろいろあって部分部分若干違うということがあります。
麻衣相法もそうで、いろいろなバージョンがあります。
著者はそのいろいろなバージョンを比較検討しながら、この本を書いています。
こういう作業というのはなかなか地道で、大変であっただろうと思います。
さらに古典を分かりやすい日本語で超訳してくれていますので、読みやすく、使いやすい。
絵も随分入っていますので、文章だけではなかなか伝わりにくいところが見た目で分かりやすくなるように工夫されています。
一読して思うのはやはり目は大事ということ。
また後半の手相に関して、西洋手相と比較してくれていて興味深いですね。
研究者は持っておくべき一冊だと思います。
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