昨日は六本木のの国立新美術館へ。
ニキ・ド・サンファル展。
フランスのニキ・ド・サンファルによる絵画や彫刻が展示されていました。
ニキ・ド・サンファルは精神療法のために絵画を描き始めまして、時代時代によって作風が違います。
初期のものは暗い印象ですが、途中から非常にカラフルで抽象的なものになります。
後年、精神世界に興味をもったらしく、仏像なんかの彫刻も多く作っています。
その彫刻の中に本人の手相の彫刻があります。
どんな手相か見てみると、二重感情線。
一本のほうはかなり乱れていて、非常に感情的、感性的な人物だったと思えますね。
また、タロットカード22枚をモチーフにした作品もあり、興味深かったですね。
イタリアのトスカーナ地方に、ニキのそのタロットを題材にしたタロットガーデンという庭園があります。
一度は行ってみたいですね。
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