ゾディカルリリーシングという技法は2世紀頃のウァレンスの『選集』でのみ述べられている技法です。
これは今のところ、この書以外では述べられていません。
ですので、この書がなければ失われてしまっていたかもしれない技法です。
この技法は2000年代中ごろからロバート・シュミットなどが中心になって復元され、
近年はクリス・ブレナンが積極的に普及させている技法です。
この技法で使う表はAstrodienstのフリーチャートでも算出できるようになりました。
これが意味するのは、それだけ研究者が増えているということだと思われます。
さて、これで何が分かるのかということです。
まず、機械的に、誰でもわかってしまうのが人生で活発となる時期です。
この時期大きく仕事の面で活発になり仕事の方向性が定まったりもします。
以下はオバマ大統領のゾディカルリリーシングの表です。
オバマ大統領は2000年にレベル1の水瓶座の時期に入ります。
この水瓶座の時期はさらにレベル2の細かい時期に分けられます。
この期間で活発となる時期の1つは蟹座の時期2007年1月5日から2009年1月24日になります。
これはちょうど2008年11月4日行われた大統領選挙の時期を含み、この時期の 2009年1月20日正午に大統領に就任します。
就任した4日後に新しい獅子座の時期が始まりますが、時期の切り替わり時期がかなり正確なのが分かると思います。
この技法は今でも研究が進められていますが、
今回のこの講座では欧米での最新の研究を参考しつつ、
さらに私の観点も説明しようかと考えています。
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